総務部の仕事と役割6
総務部の仕事と役割について、ポイント形式で解説するコーナーです。第6回では、社内行事の企画・運営のポイントを解説致します。
社内行事の企画・運営
ポイント26.社内行事の種類
社内行事には、入社式や社内旅行のように毎年定期的に開催されるものと、記念式典や冠婚葬祭のようにその都度行われるものがあります。また、仕事や教育研修の一環として実施するものから、純粋なレクリ―エーションまで、その内容も様々です。総務部は、企画立案、開催の準備、当日の進行などの形で社内行事に関与します。
ポイント27.内定式・入社式
内定式や入社式は、新入社員のモチベーションを高め、企業の一員としての自覚を持たせるための重要な行事です。社長や役員の挨拶、新入社員の紹介が行事の中心となるますが、さらに、社会人としてのマナーや基礎的なビジネススキルについて講演や研修を実施したり、式典終了後に新入社員歓迎会を行う場合もあります。
ポイント28.社内旅行・運動会
社内旅行や運動会は、社内行事の中でもレクリエーションの色彩が強いといえますが、近年では、社員の一体感を高めるものとして注目されています。毎年変化を持たせるように、企画には知恵を絞ることが求められます。また、事故の防止はもちろん、社内旅行では酒に酔ってのトラブルやセクハラなどの防止にも注意する必要があります。
ポイント29.記念式典
企業が行う記念式典としては、創立記念式典や上場記念式典などが代表的です。セレモニーに加えて、パーティや社員の表彰を実施することが一般的でしょう。記念式典では、取引先などの社外の関係者を招待することが多いため、招待状の送付や参加人数に合った会場の確保などに、特に配慮することが必要となります。
ポイント30.冠婚葬祭
冠婚葬祭も総務部の大切な役割となります。社員の結婚については、祝電の送付や祝い金の支給を行うことが多いでしょう。一方、葬儀については、遺族が主催する個人葬を手伝う場合と、会社として社葬を行う場合があります。特に、社葬では、葬儀場や葬儀社の手配、関係者への通知、葬儀の進行、会葬者への対応などが必要となります。
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研修プログラム(例)
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※実際の研修では、専用のテキストを使用して解説を行います。
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