自動車業界のビジネス法務研修
自動車業界のビジネス法務では、自動車部品のサプライヤー、自動車メーカー、販売代理店、その他の関連会社、顧客など、様々な関係者との交渉やが契約が必要となります。また、国際的な取引、事業提携、合弁、合併・買収(M&A)等への対応に加えて、競争法の観点からの取引の適正化や製品事故の防止等のコンプライアンスを徹底することが求められます。
目的・対象者・プログラム内容
研修の目的
自動車業界のビジネス法務研修では、上記のような自動車業界の特色を踏まえて、法務社員に必要とされる知識やスキルについて解説するとともに、組織としてのレベルアップをはかることを目的とします。
研修対象者
自動車業界の法務責任者、法務担当者、知的財産責任者、知的財産担当者など
研修プログラム内容
ポイント1.国際取引
自動車業界では、自動車部品のサプライヤー、自動車メーカー、販売代理店、その他の関連会社、顧客など、様々な企業が取引に関係します。また、国際的な取引、事業提携、合弁、合併・買収(M&A)等も活発に行われています。自動車業界の法務社員は、英文契約書をはじめとする国際取引について十分な知識を持った上で、契約交渉や契約書の作成・審査にあたることが必要です。
ポイント2.独占禁止法・競争法
自動車業界の企業にとって、最も重要な法律分野が独占禁止法・競争法です。自動車業界では、多数の企業が国際カルテルによって各国の競争当局から摘発を受けてきました。また、自動車メーカーと販売代理店の関係において、優越的地位の濫用が問題となる場合もあります。自動車業界の企業は、日本及び各国の独占禁止法・競争法のコンプライアンスを徹底する必要があります。
ポイント3.製品事故の防止
製品安全も自動車業界において注意が必要な法律です。リコールの放置や隠蔽のような問題が起こらないように、適切なリコール体制の運用を徹底する必要があります。また、万が一、製品事故が発生した場合の対応についても、日本やアメリカの製造物責任法(PL法)の内容や過去の事例をもとに、十分な検討を行っておく必要があります。
お問合わせ
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