残業代トラブル防止研修

人事・労務分野のビジネス法務研修

残業代トラブル防止研修

残業代をめぐるトラブルは、人事・労務に関する紛争の中でも、代表的なものの一つです。このようなトラブルを予防するためには、労働時間と残業代に関する法律のルールを正しく理解した上で、自社の実情に合ったルールの整備と現場での運用を徹底することが必要です。

目的・対象者・プログラム内容

研修の目的

残業代トラブル防止研修では、労働時間と残業代に関する法律のルールから、勤務時間の管理体制の整備、残業代未払いトラブルへの対応まで、残業代トラブルの防止に必要な知識を幅広く解説することを目的とします。

研修対象者

役員、コンプライアンス部門、総務・法務部門、人事・労務部門の責任者、社員など

研修プログラム内容

ポイント1.労働時間と残業代に関するルール

労働基準法は、賃金の支払い、労働時間の延長、時間外、休日及び深夜の割増賃金などについて基本となるルールを定めています。さらに、労働契約法など他の法律にも関連するルールの定めがあります。企業としては、これらのルールを正確に理解した上で、それらを遵守しながら、自社の実情に合った就業規則や賃金規程などの整備を行う必要があります。

ポイント2.勤務時間の管理体制を整備する

残業代トラブルを防止するためには、制度と運用の両面からの対応が必要となります。いかに労働時間や残業代などに関するルールを整備したとしても、現場でそれらが守られなければ意味がありません。特に、多数の工場や店舗などを有する業態では、本部が現場の実態を把握できていなかったり、本来のルールと現場での運用がかけ離れていたりする事態が起こりやすいため、注意が必要です。

ポイント3.残業代未払いトラブルへの対応

人事・労務に関する紛争の中でも、未払い残業代をめぐるトラブルは代表的なものの一つです。その中には、裁判所における訴訟や労働審判に発展するケースも少なくありません。日頃から、残業代未払いのトラブルの予防を徹底することはもちろん、万が一、紛争に発展してしまった場合にどのように対応すればよいのかについても、あらかじめ理解しておくとよいでしょう。

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