契約交渉研修

契約交渉研修

契約交渉においては、交渉力や交渉術に加えて、契約法の知識が求められます。契約の成立や交渉に関する基本的なルールはもちろん、リスクマネジメントの観点からは、契約の解除や損害賠償に関する法律の規定についても知識を持った上で、これらを契約交渉に活かしていくことが期待されます。

目的・対象者・プログラム内容

研修の目的

契約交渉研修では、契約法を交渉に活かすという観点から、契約法の役割、契約交渉に関する法的ルール、契約交渉におけるリスクマネジメントなどについて、分かりやすく解説致します。

研修対象者

役員、総務・法務部門、営業部門の責任者、社員など

研修プログラム内容

ポイント1.契約法を交渉に活かす

契約で定めなかった事項については民法をはじめとする法律の規定が適用されます。そのため、契約書に条項を設けることが自社に有利になるかどうかは、法律の内容を踏まえて判断する必要があります。また、法律の規定の中には、違反した契約内容が無効とされる強行規定もあり、自社に有利な条項を盛り込む際には、注意を要します。

ポイント2.契約交渉に関する法的ルール

契約の成立、無効、取消しなどについては、民法に規定があります。また、当事者は、契約交渉を開始しても自由に破棄できるのが原則ですが、その破棄が信義則に反する場合には、例外的に損害賠償責任が生じる場合があることが、判例上認められています。契約交渉を行う際には、これらのルールにも注意することが求められます。

ポイント3.契約交渉とリスクマネジメント

契約交渉の目的の一つに、自社が過大なリスクを負うことを予防し、契約の当事者間において、適切なリスク配分を行うことがあります。取引に伴うリスクを予測し、その回避・軽減をはかるリスクマネジメントの考え方は、契約交渉において極めて重要です。また、契約の解除や損害賠償に関する法律の規定を理解することも不可欠といえます。

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