契約書審査・作成研修

契約書審査・作成研修

契約書の作成・審査は、法務部門の中心的な業務です。契約書には、契約内容の明確化、リスクマネジメント、心理的な効果、裁判における証拠など、様々な役割があります。そのため、契約書の作成・審査には、契約書の形式面や用語の使い方はもちろん、契約法や民事訴訟についての理解も必要とされます。

目的・対象者・プログラム内容

研修の目的

契約書審査・作成研修では、契約書作成の基礎知識から、契約類型と審査のポイント、裁判の証拠としての契約書の役割まで、契約書の作成・審査業務を行う際に押さえておきたいポイントを幅広く解説します。

研修対象者

役員、総務・法務部門、営業部門の責任者、社員など

研修プログラム内容

ポイント1.契約書作成の基礎知識

一般的な契約書は、表題、前文、本文、後文、日付、当事者の表示という順番で構成されています。また、このうち、契約書の本文は、条、項、号、本文、但書などの形式によって記載され、独自の用語や表現が使われることもあります。契約書を作成する際には、契約書の各部分の役割や、用語の使い方などを正確に理解することが不可欠です。

ポイント2.契約類型と審査のポイント

契約書の内容をチェックする際に、重視すべきポイントは、契約類型ごとに異なります。自社の立場や真の利益を踏まえた上で、契約書の内容の検討を行わなければなりません。また、売買、賃貸借、委任、請負などの典型的な契約類型については、民法に規定があり、これらの規定と、契約書の条項との関係にも注意する必要があります。

ポイント3.裁判の証拠としての契約書

契約書の役割の中でも、リスクマネジメントと並んで重要となるのが、裁判における証拠としての役割です。特に、契約紛争や債権回収などの訴訟では、契約書が、決定的な証拠となることも少なくありません。処分証書、文書の真正などの民事訴訟法上の概念とも併せて、訴訟における契約書の位置づけを正確に理解しておくことが大切です。

お問合わせ

上記の研修プログラム内容の詳細、講師、費用等につきましては、下記のフォームからお問合わせください。

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