役員・取締役向けビジネス法務研修
現代の役員・取締役にとって、ビジネス法務の知識は経営の知識と並んで重要なものとなっています。役員・取締役の権限や責任を正確に理解するためには、それらの根拠と会社法を正確に理解する必要があります。また、ビジネス法務について一定の知識がなければ、M&Aなどの取引やコンプライアンス上の問題について正確な判断を下すことは困難であるといえます。
目的・対象者・プログラム内容
研修の目的
役員・取締役向けビジネス法務研修では、上記のようなポイントも踏まえながら、役員・取締役に必要となるビジネス法務の知識を分かりやすく解説致します。
研修対象者
経営者、後継者、取締役、執行役、その他の役員、これらの役員への就任予定者など
研修プログラム内容
ポイント1.会社法上の役員の権限と責任
株式会社の役員の地位と権限は会社法によって定められています。自身の地位や権限について正確に理解しておくことは、役員にとって極めて重要になります。また、取締役の義務や責任、株主代表訴訟などについても会社法に規定があります。思わぬ責任追求を招くことがないように、これらの規定を正確に把握しておくことが必要です。
ポイント2.経営戦略とM&A
経営戦略の立案と実行においては、ビジネス面だけでなく法務面の視点も不可欠です。取締役自身も一定の法務の知識を持った上で、法律上の実行可能性やリスクを評価できるようにすることが重要となります。例えば、経営戦略上、重要となるM&Aについては、経営判断の原則や主要なスキーム等について理解を深めておくことが大切です。
ポイント3.コンプライアンス
企業のコンプライアンス体制を整備することは、取締役の重要な役割です。コンプライアンスに関する基本的な概念や会社法上のルールを正確に理解するとともに、自社の業務に関連する法令についても把握しておくことが求められます。さらに、コンプライアンス違反や不祥事が発生した場合の対応についても、理解しておく必要があります。
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