業法・行政法のビジネス法務研修
ビジネス法務の現場では、各種の業法による届出や許認可が必要となる場合がありますが、これらの業法の大半は行政法に分類されます。また、行政機関による行政指導や行政処分なども行政法を根拠とするものであり、ビジネス法務の現場で行政機関への適切な対応を行うためには、行政法に対する十分な理解が必要となります。
目的・対象者・プログラム内容
研修の目的
業法・行政法のビジネス法務研修では、行政法の全体像、許認可等のルール、行政機関への対応など、企業が押さえておきたい主要な法律のポイントを解説致します。
研修対象者
役員、管理職、総務・法務部門の社員など
研修プログラム内容
ポイント1.行政法の全体像
「行政法」は単一の法典ではなく、行政分野における法の総称であり、大きく分けると、行政作用法、行政救済法、行政組織法に分類されます。また、業法と呼ばれる個別の法律の多くも行政法に分類されます。ビジネス法務との関係では、行政法の一般原則、行政手続法などの主要な法律に加えて、自社の事業に関係する個別の業法について、体系とポイントを押さえておくと良いでしょう。
ポイント2.許認可等のルール
ビジネス法務の現場において、業法や行政法との関係で特に重要となるのが、許認可等の申請です。行政機関への申請やその後の手続をスムーズに行うことができるように、許可、認可、免許などの意味の違いや、行政機関への申請に関する行政法上のルールについて正確に理解しておく必要があります。また、行政機関により許認可等の申請が拒否されてしまった場合の対応についても、合わせて理解しておくとよいでしょう。
ポイント3.行政機関への対応
ビジネス法務の現場では、行政機関との関係が問題となる場合があります。企業としては、行政機関の行為がどのような法律の根拠に基づくものなのかを理解した上で、適切に対応する必要があります。行政機関による行政指導や行政処分などに関する行政法上のルールや、これらによって自社の権利が侵害された場合の救済手続などについて理解を深めておくとよいでしょう。
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