不動産法のビジネス法務研修
土地や建物などの不動産は、企業の事業にとって重要な基盤となります。自社の所有するビルの賃貸、工場用地や店舗の賃借、資金調達のための担保権の設定、不要な土地の売却など、企業は様々な立場で不動産に関わることから、不動産に関する法的ルールへの理解を深めておくことは極めて重要です。
目的・対象者・プログラム内容
研修の目的
不動産法のビジネス法務研修では、適切な管理と紛争防止のための不動産賃貸借、不動産売買の法的ルールと、紛争の発生に備えて押さえておきたい代表的な不動産訴訟の類型について、解説致します。
研修対象者
役員、総務・法務部門の責任者、社員など
研修プログラム内容
ポイント1.不動産賃貸借の法的ルール
不動産の賃貸借契約は、長期間にわたって継続することが多く、その間には、賃料の金額、建物の欠陥や使用方法などをめぐって、様々なトラブルが発生するケースもあります。不動産の賃貸借については、民法の規定に加えて、特別法である借地借家法が適用される場合も多く、これらの法律のルールを正確に理解することが不可欠です。
ポイント2.不動産売買の法的ルール
不動産の売買は、取引金額が大きく、権利関係が複雑になりやすいという特徴があります。事業用の不動産を購入したり、資産の圧縮のために不動産を売却する際には、契約紛争を防止するために、最大限の注意をしなければなりません。不動産の登記、所有権や抵当権、売買契約などついて、法律のルールを押さえておくことが必要です。
ポイント3.不動産訴訟の実務
不動産の賃貸借や売買をめぐるトラブルが発生した場合、訴訟に発展するケースも多くなっています。代表的な不動産訴訟の類型としては、賃料請求訴訟、売買代金請求訴訟、不動産明渡請求訴訟、不動産登記手続請求訴訟などがあります。それぞれの類型ごとに、紛争の特徴や訴訟における注意点について、理解しておくことが重要です。
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